上階や隣室からの足音や話し声
乳幼児やペットの鳴き声
車やバイクのエンジン音
テレビや楽器、スマホの着信音など
本人にとっては、騒音でなくても…
近隣住人は、不快な音に感じたりする。
(日常生活で漏れる音は騒音ではない)
迷惑な隣人トラブルの中でも一番多いのが、
「騒音トラブル」となります。
最悪は殺人事件に発展することもあるから、
当事者間での直接対決は絶対にダメですよ!
では、どこに騒音被害を相談するべきか?
騒音紛争は民事なので弁護士(有料)です!
この大前提を認識していない人が多いなぁ~
でも、現実は無料で親切に対応して頂ける、
管理会社や家主さんに相談する訳ですが…
(契約違反の注意はできても強制力はない)
その騒音の内容に困惑することがあります。
とりあえず、こんな感じで3つ書きます。
ケース①
入居者『隣の人が深夜にうるさくて…』
弊社『どのような騒音でしょうか?』
入居者『イビキがうるさくて寝れない!』
弊社『えっ…ちなみに何号室の方ですか?』
入居者『〇〇号室だよ!朝もうるさくて』
『眠れないから何とかしてください!』
弊社『イビキ音は契約違反ではないので…』
これは法的にどんな違反になるのだろうか?
さすがに生理現象は注意できかねますよ~!
ケース②
入居者『隣の人が夜中に騒いでいて…』
弊社『どのような話し声でしょうか?』
入居者『ん~何というか、夜のアレの声…』
弊社『え~と、ソレですね…わかりました』
『ちなみに、毎晩うるさい感じですか?』
入居者『はい!昼間の時もあったりして…』
弊社『迷惑ですね…何かしら対応します!』
これは、タマにある騒音苦情の一つですねw
男性でしたら、楽勝ですけど…
加害者が女性だと注意の仕方が難問だぞ~!
ケース③
入居者『夜中に奇声を発していて怖いです』
弊社『ちなみに他の騒音はありますか?』
入居者『奇声だけですが、異常な感じです』
弊社『酷ければ警察に通報してください!』
『被害者からの通報だと警察は対応します』
入居者『そうなんですか?わかりました!』
後日、厳重注意をして発覚したことですが、
加害者は重度のアルコール中毒で記憶なく、
飲むと豹変するらしい?大変迷惑な人です。
騒音紛争は、原則「民事事件」になるので、
裁判で損害賠償を請求することができます。
では、なぜケース③は警察が対応できたか?
騒音が、軽犯罪法になるかも?だからです!
刑法の「静穏妨害罪」というものがあって、
仮に違反しますと拘留又は科料となります。
但し、それには3つの要件が必要です。
①駆け付けた警察官の注意に従わない。
②異常に大きい音を出して静穏を害してる。
③不特定多数の近隣に迷惑をかけるレベル。
最近は、「家飲み」する人が増えてるから、
酔っ払っての騒音も十分に注意しましょう!
不動産屋の好ましくない本音を書きますが…
お金にならない対応を増やさないでくれ~w
それと勘違いや誤解なんだと思いますけど、
不動産屋にキレた口調で連絡を入れるのは、
できれば控えて頂きたいのでお願いします!
あなたが、騒音被害で感情的になる相手は、
迷惑な騒音を出してる「加害者」だからね!
ということで、警察官でも捜査が難航する?
生理現象の騒音から男女の卑猥な騒音まで、
不動産屋が真面目に解決してる実話でしたw
自由とユーモアを愛する者としてはですね~
他人から生活を注意されたらムカつくよね!
とはいえ、真面目な性格?なので更に一言!
多少の騒音はお互い様の精神も忘れずに~!