梅雨明け宣言はしたはずです。
どしゃぶりの雨が降り続いた。
想定外の被害を受けたかも~?
⇧ 先日の豪雨により弊社所有・管理アパートの敷地が水没してしまった!
現地からの報告では床下近くまで水が溜まってきているとのことです。
おかしなことに周辺の隣接地は被害がなさそうなので引き続き調査をお願いしたところ・・・
敷地内に埋設されている配管の詰まりなどが原因で雨水が溢れたようです。
なんとなく嫌な予感がしていたので、やっぱりかという感じでしたね・・・
実はこの物件には『配管』の権利関係に問題があるのでちょっと厄介なんです。
今回の件は、よくあるケースではないと思うので詳細を説明させていただきますと・・・
アパートの敷地内には第三者所有の雨水配管(隣地所有者の単独配管)が埋設しています。
※上水道と下水道(汚水・雑排水)の配管等は別のルートで埋設されているようです。
その隣地の建物もアパートなので、所有者さんは別のところでお住まいになられています。
お互いに投資物件ということもあり、今まで何かしらのご挨拶をする機会もなかったわけですが・・・
隣地所有者さんは本件の迷惑な状況をどこまで把握されているのかな~?
お会いしてないので何とも言い難いのですが、どんな方なんだろう~?という感じもございます。
素人さんでしたら敷地内に他人様の配管が埋設されているかも?と考えたりしないのは理解できるが・・・
不動産屋が物件状況を調査もしないで、買取りしていたとなればみっともないので開き直るしかないね~笑
その上で本件での見苦しい言い訳をさせていただきますと・・・
通常では、公共の上下水道等の配管は敷地に接する道路から引き込みをします。
例えば、上水道であれば水道局・その他の配管は役所等で引き込み状況や口径などを閲覧できます。
もしわからないことがあれば、ヒアリングの仕方次第では余計なことまで親切丁寧に教えてくれます!笑
但し、役所の図面等はあくまでも『参考資料』となりますので完全に信用してはいけません(現地優先)
役所の調査でわからないケースとしては、公道以外の私道路などに埋設されているライフラインです。
※私道に埋設されている配管設備は単独所有又は共有になりどちらも維持管理を要します。
原則的に役所では私道や敷地内の埋設配管(公共物以外)の口径や経路の詳細までは把握していません。
それらの不明なライフラインを調査して明確にするのが不動産業者の仕事です。
どこの不動産業者も売却・購入の依頼を受けたら徹底的に物件の調査はしますけど・・・
買取り物件に関してはラフというか、あまり深く調査しないで取引してしまうことが多いかもしれません。
そんなことから売買の対象となる物件以外の他人様のライフラインなどは現地調査をしていませんでした。
もしも、対象物件に隣接する全てのライフラインを『現地』で調査するとしたら・・・
訪問によるご挨拶から対象物件との境界や権利関係などを説明してライフラインを調査させて頂きます。
ケースにより敷地内の排水桝を開けさせてもらったり、建築図面などを拝見させていただきながら・・・
地域の世間話やご近所さんの不動産情報を聞かせてもらうなどのコミュニケーションが大切です。
不動産業者は対象物件に隣接する全ての人に丁寧な対応をして調査の協力をお願いすることになります。
ご近所どうしでも険悪な関係だったり、疎遠で無関心な方もいらっしゃるので・・・
そのときは場数の経験で対処するしかないので、相手の立場や気持ちに寄り添いながら対応します。
これらの調査以外にも多々ございますが、秘密厳守のスピード買取りをする場合ですと・・・
あまりシビアに考えないでラフというか楽観的なスタンスで買取りさせていただいております。
買取りですと売主様の契約不適合責任の免責や媒介報酬がないなどのメリットがあります。
仲介業務などではあり得ない話しですが、買取りは売主様が損をしなければそれで良しと思っています。
買取りだけではなく相続や住宅ローンでお悩みの方のサポートもしておりますので是非ご相談ください。
長~い弊社の買取り宣伝などを日記に書くのはどうかと思いましたがここまでとさせていただきます。
最後に話しを戻しまして、水没した敷地のつづきになりますが・・・
どのようにして地中にある他人様の配管を発見したでしょうか??
その答えは、、、、原始的なダウジングでした~笑
偶然にも、協力業者さんが別件で調査していたら水脈(他人様の配管)を発見してくださいました!!
別のポジションでやっても・・・
水脈があれば・・・なぜか?反応してくれます!!
もしも、現地調査をするときは『ダウジング』をオススメしたいですね~笑